2017年6月24日土曜日

ヘッドホンアンプとは(最終回。その3)

しばらくヘッドホンアンプにハマっていたわけですが卒業したいと思います。このまま行くと沼にハマってしまいます(^^;)。もっともハマるのは楽しいんですけどね!お金の問題が・・・。

ということで最後に買ったのがこれ。
「そよ風オーディオポータブルamp usb風e17 otgデコードdacダブル携帯国家パッケージブロック」
あ、いや、これ、AliExpressそのままです(笑)。英語名は、
「Breeze Audio portable amp USB wind E17 OTG decoding DAC double cell national package block」
です。簡単に翻訳(笑)すると、バッテリーを2つ積んだ、DAC付きのポータブルアンプ、ということです。

私のヘッドホンアンプ探求の旅は結果的に中華アンプ止まりとなりましたが、この上はもう2万円超えになりそうなんで・・・。ちなみにこのヘッドホンアンプは中華製なのに7500円もしました。AliExpressでそんなお金を出すなんて正直チャレンジャー(笑)。
私の場合には持ち運びを考えていたんで入力と出力が同じ面にないと使いにくいと思ったんでこれにしました。おそらく私の勝手な想像ですが、高いやつは入力と出力を分離するとかなんか言って、上から入ったら下から出るという構造だと思うんですよね。

こういう趣味性が高いものは、そういう人たちに売り込む必要があるわけで致し方ない気もしますが正直持ち運んで使うという点にからすると使いにくいので・・・。私は使い勝手を選んだというわけです。まあ、とはいえ、値段から言ってウンチク垂れるための土俵には上げて貰えそうにないので貧乏は辛いです(笑)

で、インプレもしたいところなんですが、正直わからなくなったんですよね。何が良くて何が悪いのか。究極は遥か彼方にあるのはなんとなく分かるんですが、音質としてはヘッドホンアンプによる影響よりも、ヘッドホンやデコーダーによるところが大きい気がするんです。

もう少しわかりやすく言うと、たしかにヘッドホンアンプの音質アップの効果はあるんですが、コストのかけ方で割合を表すと、
エンコーダー:20%
アンプ:10%
ヘッドホン:70%
こんな感じなんですよ。ヘッドホンに至っては付け方やイヤーパッド、イヤーピースの種類でアンプで改善した音質なんて軽く吹っ飛ぶ感じです。
そんなこんなで、もうヘッドホンアンプは良いかと、なったわけです。ちなみに素人の私が更に素人の方にアドバイスするなら、

1.PCなどのミキサーはバイパスすること。(持ち運び用途とすれば関係ないですが)
2.お金を掛ける必要はないけど、スピーカー、ヘッドホンにはこだわること。
3.イヤーピースはいろいろ試してみること。

まあ、こんな感じですかね。
アンプにDACを積むのは邪道という意見もあるようですが、私はとにかくPCの外でデコードさせたかったので今回のBreeze AudioのE17を選びました。

ちなみにE17は流石に中華製では高級品なだけあって、電源ON/OFFでヘッドホンにプチ音乗らない工夫もしてあるし、結構まともな感じです。音も別に悪いとは感じませんでした。もっとも本来の目的は外に持って歩く用なので、それほど音質にこだわっても仕方がないかなという気持ちがふつふつと・・・。

ということで、ヘッドホンアンプの回は今回で終了となります。まあそこそこ楽しめたかな!